せめて教育は東京一極集中から抜け出したい

日本では、東京一極集中がより深刻な問題となっています。地方から人が流れてきて、若い人は地方からどんどんいなくなります。
高齢者しか生活していない地域も珍しくなく、それらの町や村は、いずれ消滅すると言われています。
そして東京一極集中は教育現場でもより顕著になっています。
株式会社バンザンは、そんな現代の教育を変えたいと設立された企業です。

■どこにいても同じ教育を受けられる

首都圏1都3県には、3660万人以上の人口がいます。
日本の三分の一が首都圏に集まっています。
もちろん会社やサービスも首都圏に集中している傾向があり、地域と比較してもやはり生活の利便性という面で大きな差が生じます。
そして、子供たちにとっても、教育面で地域格差が生まれます。
特に大きいのが塾の存在です。ある企業が取ったアンケートでは、都会と地域で教育格差を感じていると回答した人が、83.6%もいたというデータがあります。
特に中学生、高校生など受験を控えた子供にとって、塾の充実度や講師のレベルなど、差を感じる場面が多くあるようです。
バンザンはそんな社会に注目し、この格差を無くしたいと考えるようになりました。
そしてバンザンが始めたのが、オンライン教育です。
オンライン教育では、質の高い講師の授業を、どこにいても受けることができ、地域による格差をなくすことが可能です。
実際にオンライン教育をはじめとした、EdTechマーケットは、成長率18.3%と、近年大きな進歩を遂げているようです。
教育面で地域格差がなくなれば、今の東京一極集中の傾向も改善される可能性があります。バンザンは、教育面から今の日本社会を変えようとしているのです。

■伸び続けているサービス

バンザンのオンライン教育は、サービス開始以降、毎月前月比の2~3倍の申し込みがあるようです。
やはり、日本には塾や家庭教師を受けられない地域がたくさんあります。
ただインターネット環境は今や日本全国どこも広がっています。
だから、居住地域に塾などがなくて困っていた人も、バンザンのオンライン教育により、首都圏の子供と同等の教育を受けることができるようになります。
地域格差によってあきらめていたことも、今後はあきらめなくてもよいのです。
東京一極集中化している日本は、今オンライン環境の充実によって、少しずつ変わりつつあります。
バンザンのオンライン教育もその一つです。現在進行形で成長しているサービスが、今後どれぐらい拡がるのか、注目です。